梅雨と夏の日差しが交互にやってきて、緑がぐんぐん成長しています。今年は虫の被害が少なく、たわわに実った庭のジューンベリーを娘と一緒に収穫して、料理やお菓子作りを楽しみましたが、瞬く間に終わってしまいました。地元塩山ではさくらんぼ狩りが終了し、李や桃のシーズンを迎えたところです。旬は駆け足でやってきて、待ったなしで過ぎ去っていく。ほんの短い間の食べごろを、少しでも長く楽しむために手仕事が忙しい日々です。手を動かしながら「旬」を味わうということは、人生において「今」をたのしむことにつながっているかもと、そして娘の一瞬一瞬の成長も、そんな「旬」そのものであり、日々の慌ただしさに感けずに、大切に見守りたいと、ふと思いました。

今月新しいラインナップは、新生姜のさわやかな風味の「ピーチジンジャージャム」と、お花のフローラルな香りが広がる「アカメガシワ」の新蜜です。また、地元の方のご要望もあり、直接取りに来られる方のみ、ご予約制でパンのみの販売や、焼き菓子とジャム・蜂蜜のセットを始めます。詳しくはお問い合わせください。先にご案内した、ジャムと蜂蜜の量り売りと空瓶デポジット制も、お問い合わせの上、ご利用ください。

今月もよろしくお願いいたします。